☆こころの染織☆

ひと針ひと針心を繕います。

「とおりゃんせ」の歌を口ずさむ



アメリカン・ブルーです。


昨日、蔵王連峰を包む景色です。
久しぶりに夕焼けを見たような気がします。
それにしても
天が裂け・・・
そこに下から燃え上がるような
勢いのある雲は多くの事を考えさせる
そんな夕暮れのひと時でした。

本日、西日本は梅雨明けしたとか・・・
6月の梅雨明けは過去最も早い梅雨明けのようで
今日は仙台市もやや強い風が乾いて流れ
昨日の雷は「梅雨明け」近し
そんな烽火の様にも感じました。





昨日は注文していた「紅秀峰」が届きました。
数年前までこの品種は7月に入って届くものでしたが
近年、6月中に届くようになりました。
それも、温暖化の影響なのか・・・
大粒で味が濃い品種なので食べ応えがあります。

お中元代わりに親戚や友人に
ささやかですが今年も送りました。
今朝早く、友人からお礼の電話がありました。

最近、友人たちの間も
LINEが多くなって声を聞きながら話すことが
かなり減って来たように感じます。
「今日は話がしたくて・・・」
そう言って1時間ほど
近況を語り合う楽しい時間でした。

その中で・・・
膝が痛くて、3年ぶりに整形外科へ行ったとか。。。
階段の下りがとても辛くこわい( ;∀;)
そんな話を聞きました。




電話を終えてから・・・
ふと、急に頭の中で
「とおりゃんせ~とおりゃんせ~♪」
そのフレーズがぐるぐる巡りました。
あの歌の中の
「行きはよいよい、帰りはこわい・・・」
階段を昇るのは良いけれど降りるのが怖い?
そこに繋がって行ったのかと苦笑しながらも
私も1年前まで同じように感じていました。
痛い注射のお陰で
今は、下り階段もトコトコ降りられるようになりましたが
そこから、もう一歩進んで
「こわい」の意味を考えてみました。
そう言えば、私の祖母は
「あ~ こわい、こわい」と良く言っていましたが
こわい=疲れる でした。
「とおりゃんせ」の歌の意味も
「怖い」ではなく「疲れる」だったのかもしれない・・・
色々な解釈もあるようですが
この年齢になると「こわい」の意味も変わりますね。

6月末は1年の折り返し
中間地点ではありますが
行きは楽しんで帰りは疲れる・・・
そんな1年ではなく後半も楽しくありたいものです。
ただ・・・東北人にとっては
夏至を過ぎると・・・
あ~~ また日暮れが早くなって行く
それは寒さと冬がやってくる
まだ、盛夏にもなっていないのに
毎年そんな気持ちがどこかにあるのです。


 


今日は空も風も
梅雨明けしたかのような爽やかさです。