
アメリカン・ブルーです。
今夜、NHK・BSで「真夏のオリオン」を観ました。
戦艦映画が好きで、連合艦隊、ローレライ、亡国のイージス、Uボート、男たちの大和・・・
などなど、映画館へも一人で足を運ぶこともあるほど、
何に惹かれるのか・・・・
今夜も、この世界へ導かれました。
この映画を観たのは、2回目です。
『 ― オリオンよ、愛する人を導け』
一般的な評価としては、戦艦映画としてはやや低いようですが、
たぶん、視点が「命の大切さ」を中心に描いているからだと思います。
大方の戦艦映画は、その中で命を落としてゆく・・・・
そんな、壮絶さの中に描かれる人間の尊厳のようなところだと思っていますが、
この映画は、壮絶さでは無くて、「最後まであきらめない命の尊さ」を謳っています。

さて、命と戦っている私の大切な家族、
明日、いよいよ、誘発テストが行われることになりました。
「明日、頑張ってくださいね!」
主治医から、そう告げられて、
夫は、「私は何か頑張る必要があるのですか?」
そう言ってみたら、引き連れていたチームの若い面々が笑っていたそうですが、
全身麻酔をかけられた患者が、頑張る事って何だろう?
そんな、冗談めいたことが言えるほど、今日は、楽になったのだという事でしょう。
手術から、昨日で1週間・・・・
固定されていた、左腕が開放されて、ようやく、気持ちも解かれてきたのかもしれません。

植え込んだICDを作動させた瞬間に、
夫は、またひとつ、新しい出発をするのだと思っています。
その衝撃は、眠っているので感じる事はないと思いますが、
ゆっくり目を開けた時に、
「あきらめない命」が、確実にそこから動き出すような気がします。
生活への様々な制限があるそうですが、
それは一つずつ、理解しながら、受け入れながら行かなくては成りませんが、
差し当たっては、車の運転がしばらくできません。
その間は、私が何とか、その代役を務めて、いつまでも、苦手と言っていないで、
なるべく、広い範囲を動いてやらなくてはいけないと思っています。

先日、夫に連れて行ってもらった、蔵王温泉の大露天風呂、
「この人と結婚して本当によかった~」
そんな事を、しみじみ思わせてくれた場所でした。
私ひとりの人生では、おそらく絶対に踏み込まなかったその青く温かな大自然。
その帰り道・・・・
それを言葉にしたのは、34年になろうとしている結婚生活で初めてだったと思います(笑)
本当は、入院前に、私にカモミール畑をみせてやろうと蔵王のすそ野へ連れて行ってくれたのですが、
ほんの少し、時期は早くて、それは見る事が出来ませんでした。
そんな帰り道に、寄ったのがあの秘湯でした。
私の分のバスタオルもしっかり準備してあったのです。

私もこころをやわらかで温かな色に染めて、
穏やかな生活をゆっくり笑顔で過ごせるようにと願いつつ・・・・
これからが、本当の二人三脚になるのかもしれませんね。
きっと、その手助けは、ルナが短いながらの可愛い手で、
しっかり、踏ん張ってくれると思います。
あらら・・・
のんびり書いていたら、日付が変わってしまいました。
今日が、無事に乗り越えられますように